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石油の精製

<石油小辞典 3>

石油精製(せきゆせいせい)(Petroleum refining)

原油を精製して液化石油ガス (LPG)、ガソリン、ナフサ、灯油、ジェット燃料油、軽油、潤滑油(じゅんかつゆ)ベースオイル、重油、アスファルトなどの製品を製造します。設備構成(せつびこうせい)によっては芳香族炭化水素(ほうこうぞくたんかすいそ)やプロピレンなどの石油化学製品も生産されます。

蒸留分離(じょうりゅうぶんり)

蒸留は混合物を各成分の沸点(ふってん)の差によって分離するプロセスです。原油を直接蒸留(ちょくせつじょうりゅう)する常圧蒸留装置(じょうあつじょうりゅうそうち・トッパー)やそこから得られる重油をさらに蒸留分離する減圧蒸留装置(げんあつじょうりゅうそうち)があります。蒸留によって分離された各生成物は留分(りゅうぶん)と呼ばれます。

分解装置(ぶんかいそうち)

分解反応(ぶんかいはんのう)によって高沸点(こうふってん)の重質留分(じゅうしつりゅうぶん)から軽質油(けいしつゆ)を得るプロセスです。流動接触分解 (りゅうどうせっしょくぶんかい・FCC)、熱分解(ねつぶんかい)、水素化分解(すいそかぶんかい・ハイドロクラッキング)などのプロセスがあります。

不純物除去(ふじゅんぶつじょきょ)

触媒(しょくばい)の存在下で原料油に水素を加えて反応させ硫黄(イオウ)などの不純物(ふじゅんぶつ)を除去(じょきょ)する水素化精製(すいそかせいせい)が代表的です。

性状改善(せいじょうかいぜん)

触媒反応(しょくばいはんのう)によってガソリンのオクタン価を高める接触改質(せっしょくかいしつ)がよく行われる方法です。
石油製品は連産品と呼ばれています。これは原油を精製してガソリンや灯油などを作る場合、ある特定の製品のみを作ることは出来ず、必ず全製品が生産されてしまうため、こう呼ばれています。石油の精製とは混ざった油を性質の違いで分ける事なので、精製する元の原油によって生み出される製品の割合は異なってきます。精製は上記のような分留によって行なわれます。
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